
【上海時事】
帝人とオンワードホールディングス、富士ゼロックスの3社は17日、中国でユニホームの循環型リサイクルプログラムを2014年1月から共同で実施すると発表した。
それによると、帝人グループの南通帝人(江蘇省南通市)がポリエステル繊維を製織、染色して、生地を作製。
これをオンワードホールディングス傘下のオンワード貿易(上海)(上海市)がユニホームとして縫製、製品化して、富士ゼロックスチャイナ(北京市)など富士ゼロックスの中国拠点に納入する。
富士ゼロックス側で、使用済みとなったユニホームは、帝人が出資する浙江佳人新材料(浙江省紹興市)のケミカルリサイクル工場に送られ、ポリエステル繊維として再生。オンワード貿易がこれを元にユニホームを作り、富士ゼロックス側に再び納入する。
3社は、このリサイクルプログラムを通じて、重要市場と位置付ける中国での環境負荷の低減に貢献するとしている。