米誌「フォーブス」は「中国の高級品購入者の意外な８つの事実」と題する記事を掲載した。中国でブランドを成功させる参考になりそうだ。７月９日、環球網が伝えた。

記事が伝えた事実は以下の通り。

１、欧米と違い、中国の高級品購入者は比較的若い。平均年齢は３３．１歳で、８０％が２５～４４歳だ。
２、彼らはそれほど金持ちではない。購入者層の平均世帯年収は８万３３６１ドル。米国で高級車オーナーの平均年収は９万９３６４ドルだ。
３、大部分が結婚して子供がいる。既婚率は８２％。１８歳以下の子供がいる比率は６５％だ。
４、中国人消費者の９８％がスマートフォンを持っている。欧米の人々に比べ、ネットショッピングをすることも多い。
５、みなＳＮＳの微信を持っている。中国消費者の微信ＩＤの保有率は９０％にも達するのに、欧米のぜいたく品ブランドで微信のアカウントを持っているのは３９％しかない。
６、彼らは「中国語」のブランド名を好む。検索でも中国語で探される量が英語を１３％上回っている。
７、彼らは店舗での買い物を好む。高級品は中国では６７％が、海外では５４％が店頭で購入されている。
８、ネット決済ツール「支付宝」の存在感が高まっている。クレジットカードや銀聯カードは今も主流だが、第三者を介した決済が急拡大しており、昨年、中国でブランド品を購入した人の４０％が支付宝で決済した。