国家統計局は7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が前月比0.2ポイント下降し50%だったと公表した。8月3日、中国証券網が伝えた。
交通銀行金融研究中心チーフエコノミストの連平氏は「7月のPMIは季節的に下降する傾向がある」と述べた。
一部地区が猛暑や暴雨で生産制限、着工遅れなどの影響を受けた。また、大衆商品や原油価格の下落がPMI仕入れ価格指数を2.6ポイント押し下げた。最近の資本市場の不安定化で投資家が先行きに不安を持ち、設備投資に消極的になっている。
PMIの五大項目のうち4項目は下降し、生産、需要の弱含みが映し出されたが、生産指数は52.4%と比較的落ち着いている。また、原材料在庫、完成品在庫指数も下降した。企業別では大、中、小企業の指数が全て下降し、特に小規模企業の生産経営圧力が深刻化している。