5日付のインド紙インディアン・エクスプレスによると、インドのアルン・ジェートリー財務相は5日、中国経済の成長スピードの鈍化に従い、インドが世界の製造業の中心になるチャンスが到来したと述べた。6日付で環球網が伝えた。
ジェートリー氏は「インドは世界経済の『目玉』の1つ」だとし、「中国に代わって世界の製造業の中心になるだろう」と述べた。また、「今年は不利な世界情勢に直面する恐れがあるが、8%成長率を実現、または8%成長率を目指すのであれば、物品・サービス税(GST)制度を導入する必要がある」と主張した。
同氏はGSTが議会上院で否決されたことに遺憾の意を示し、「可決されれば、インドの国内総生産(GDP)は1%~2%上昇する」との見方を示した。