2016年5月13日、中国で「90後」と呼ばれる1990年代生まれの若者が次々と社会に出る中、ホワイトカラーとして働く90後の平均給与(月給)は4000元(約6万7000円)近くに達していることが明らかになった。
9日付の新華網によると、このデータは求職サイト・香草招聘と北京、上海の人材サービス業界団体が合同で発表したもので、都市で働く90後の平均月給は3918元(約6万5000円)。地域別トップは上海の5980元(約9万9000円)で、2位は北京の5570元(約9万3000円)だった。3918元という額は「高収入とは言えないが、自立可能なレベル」とされている。
また、仕事を選ぶ際の最も重要な要素として49%が「自身のキャリアアップ」を挙げ、「給与」と答えた人はわずか2割との結果も出た。