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中国の億万長者数、日本を抑え世界2位=中国ネットは「貧困者の数は日本の何倍だろうね?」と否定的

2016年6月9日、新華社通信は世界的コンサルティング企業のボストン・コンサルティング・グループ(BCG)の報告を引用し、2015年の世界の億万長者数で中国が米国に次ぐ2位だったと伝えた。 

2015年に100万ドル(約1億円)以上の資産を持つ億万長者は5%増え、1850万に達した。世界のすべての富の47%を彼らが所有しているという。億万長者が最も多かったのは米国で800万人、2位は中国で210万人、3位は日本で110万人だった。 

同じアジアの国とあって、中国のネット上では日本に関するコメントが数多く寄せられ、「中国の人口は日本の十倍以上。比べるのはおかしい」「貧困者の数は日本の何倍だろうね?」と億万長者の数で単純に比較するのは間違っていると指摘する声が上がった。 

また、「汚職官僚の資産を公開したら米国も超える」「貧困の数なら中国は世界一だ」「資産ではなく、医療や教育、環境、幸福度を他国と比べるべきだ」など、同報告に対して総じて否定的で、億万長者の数が世界2位でも大した意味はないとする声が多くを占めた。