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パナソニックが半導体パッケージ/モジュール向け基板材料で中国・台湾の事業強化、その他

<日中経済・新事情> 

関連用語:パナソニック、半導体、中国、台湾 / 中央紙器、段ボール、事業再構築 / 山東緑葉製薬、パーキンソン病、新治験薬、日本で申請 / アイテック阪急阪神、アリペイ、ウィーチャットペイ 

●パナソニック、中国で生産開始・台湾にR&D機能新設…半導体パッケージ/モジュール向け基板材料 

パナソニックは半導体パッケージやモジュール向け基板材料「メグトロン ジーエックス」の中国・北東アジア地域での生産および開発機能を強化する。 

郡山事業所(福島県郡山市)とパナソニック デバイスマテリアル台湾に加え、中国で多層基板材料等を生産、販売しているパナソニックデバイスマテリアル蘇州で半導体パッケージ、モジュール向け基板材料を生産し、2019年4月に販売開始する。 

台湾ではパナソニック デバイスマテリアル台湾株式会社内に19年4月、にR&Dセンターを新設する。 

IoT(モノのインターネット)普及やスマートフォンの高機能化を背景に、半導体パッケージやモジュールの市場は著しく伸長しており、基板材料の需要も急拡大している。中国では半導体製造の国産化を推進しており基板材料の需要拡大を期待できる。台湾は半導体メーカーや半導体パッケージ・モジュールメーカーの生産、開発の拠点として重要。 

●中央紙器が中国事業を再構築、香港子会社の機能を広東子会社に移転 

中央紙器は連結子会社である香港中央紙器工業(HKCPI)の販売機能を当社の持分法適用関連会社である東莞宏冠包装印刷科技に統合する。HKCPIは同社段ボール製品の中国への販売のために1994に設立したが、近年の日系メーカー撤退などによる経営環境の変化に対応するため、中国事業を再構築する。HKCPIが保有する宏冠實業(香港)の24.4%持分は同社董事長で中央紙器の元役員の邱敬東氏に2019年1月に230万香港ドル(約3300蔓延)で譲渡する予定。 

●山東緑葉製薬、パーキンソン病の新治験薬の臨床試験承認を日本で申請 

山東緑葉製薬は13日までに、パーキンソン病の新治験薬「注射用ロチゴチン徐放性マイクロスフェア」(LY03003)の臨床試験承認を日本の医薬品医療機器総合機構に申請した。米国と中国ではLY03003の第III相臨床試験が順調に進んでいるという。 

緑葉製薬は米国、中国、欧州、日本などの主要な戦略的市場で同時にこの医薬品を開発し、まず米国と中国、その後に世界の他の市場で発売する考え。 

●アイテック阪急阪神、アリペイとウィーチャットペイの利用可能なサービスを提供 

阪急阪神ホールディングス傘下のアイテック阪急阪神は13日QRコード決済サービスの「Alipay(支付宝/アリペイ)」「WeChat Pay(微信支付/ウィーチャットペイ)」を利用できるサービスの提供を11月に開始したと発表した。 

ホテル阪急インターナショナル、大阪新阪急ホテルでは、11月にサービス提供を開始し、グランフロント大阪ショップ&レストランをはじめとする商業施設へのサービス提供も予定する。